社会・世界

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日本て、ほんとに平和なの?

 授業で映像を使って、過去の戦争の悲惨を訴えたり、世界で起きている紛争や貧困の実態などを伝えると、子どもたちの中から「日本は平和で良かった」という感想がよく出てきます。そういう感想に対して、何となく違和感を覚えながらも、「まあ、確かに日本は戦争していないし」などと僕らも自分を納得させることがあります。
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いびつな自動車大国、日本

アメリカに2年住んで日本に帰って来たときに、1番驚いたことが街路の歩道が狭くて、車道にはみ出すように人が歩いていたことです。
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「地球沸騰化」に対抗する緑の街つくり

いま私たちは、どこまで本気で温暖化の主要原因となっているCO₂の排出量削減と緑の回復を目指そうとしているのでしょうか。それは私たちのためのみならず、次世代のためにも必須です。
映画

スクリーンを飛び出して、政治を変えようとする女優たち

2024年5月20日第77回カンヌ国際映画祭のレッド・カーペットにケイト・ブランシェットが登場しました。着ているのはフランスのデザイナーによるオフ・ショルダーのドレスで黒を基調としたシンプルなもの。ところが右の後ろはピンクがかかった白、ちらと裾を持ち上げて見せてくれた裏地は緑になっていました。レッド・カーペットの赤と合わさると、見事にパレスチナ国旗の色となりました。
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苦難の果てのきらめきーアルメニアの音楽

友人への誕生日プレゼントで、一緒にヴァイオリン奏者 漆原啓子(うるしはらけいこ)とピアノとの二重奏コンサートに行ってきました。アンコールで演奏したアルメニアの作曲家バグダサリアンの「ノクターン」(1957)の余りの素晴らしさには呆然となりました。
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ガザの『ピエタ』

「フォト・ジャーナリズムで最も権威がある」とされている世界報道写真大賞の2024年受賞作品に、ロイターのカメラマン、モハメド・サレム氏による『姪の亡きがらを抱くパレスチナ女性』が選ばれました。
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「憲法」て何だろう?―(3)誰が誰に命令してるの?

授業は次のように進んでいきます。Tは教員、Cは生徒たち・クラスの反応です。T.「人権宣言」を、守るべき最高の規範としてまとめたものが「憲法」だと言いましたね。だから、次のような言い方をします。「憲法とは、国民による、政府(国家)に対する(   )である」
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「憲法」て何だろう?―(2)漫画『ベルサイユのばら』から考える

 17~18世紀にかけてのヨーロッパ史には、学校で授業をしていてもついつい力が入ってしまいます。  何しろ、それまで支配層によって押さえつけられ、ただ惨めな悲しい想いをするしかなかった一般の民衆が立ち上がり、自由と平等を叫んで立ち上がって...
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「憲法」て何だろう?―(1)能登半島地震について

 「憲法」と聞くとどんなことを思いますか?  んー、何か難しそう。法律の中で最高のものというのは分かるけど。  そんなこと考える暇ないなあ、明日の仕事をどうするかで精一杯。  そんなこと言う人、きっと真面目な人なんだろうな、ちょっ...
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人々の悲しみを引き受けるアラブの歌姫

 なぜ、こんなにファイルーズに惹かれるのでしょう。「ビロードのよう」と称された声の柔らかい響き、浮遊する節回しが運ぶ深い余韻と哀感、人々の心を包み込むかのような優しさ。いまCD棚を見ても、彼女のものだけで40枚は並んでいます。ファイルーズの作品と見ると、とにかく手に入れたくなってしまいます。